ともかく、"The
Razor's Edge"を聴いて欲しい。
各セクションが次々に重なり調性の薄いテーマ形を作っていくとこなんか、もう痺れてたまらん。コンテンポラリー寄りの曲調だがわかりやすいかっこよさ溢れるトゥッティ。
実際にバンドで演奏することを考えると、こういうところはとても大切だ。自分のバンドでバシッとキメて拍手浴びてぇ~!と、選曲意欲を非常に掻き立てる。
サックス吹きの視点からしてもこのアルバムは買いだろう。
何しろ、アントニオ・ハート、マーク・グロス(As)、クリス・ポッター(Ts)、ゲイリー・スマリアン(Bs)ときたもんだ。
しかも当然だが、サックスに限らずソロの完成度は非常に高い。
こういう音源を聴いていると、バンドとしてのスピード感を出せるかどうかにはセクションはもちろんのこと、ソロにも大いに責任があることがよーくわかる。と、書くのはたやすく、やるのはえらい難しいんだが・・・。
ビッグバンドファンもコンボ屋も十分楽しめる一枚。
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マーク・グロス(As)
スリー・バリトンサクソフォン・バンド/ "Plays Mulligan"
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