いつもご覧いただき、ありがとうございます!
最近は僅かではありますがコメントもいただけるようになり、CDもちょこちょこ売れて嬉しい限りです。
趣味の範疇とはいえ、ブログをやっている側からするとこういった反応をいただけるのは本当に励みになるのです。
今後とも懲りずにお付き合いいただければと思います。
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さてさて、今回は森山威男カルテットの"Hush-a-Bye"である。
森山威男 (Ds)
小田切一巳 (Ts,Ss)
向井滋春 (Tb)
板橋文夫 (P)
望月英明 (B)
夜明けの空を飛ぶ飛行機の翼が美しいジャケットだ。
山下洋輔トリオ時代から変わらない森山さんのドラミング、ペダルをへし折ったという板橋文夫さんのピアノソロは凄まじい。
しかし、何をさておきこの盤で聴くべきは、
テナーサックス小田切一巳さんをフィーチャーした
"Hush-a-Bye"だ。
この演奏は、本当にすごい。
悲愴感が漂い、それでいて豪快な、独特のギザギザした音。
無駄な音は一切ないという印象であった。
マイナーの"Hush-a-Bye"に合うなあ、と思う。
この演奏は、本当にすごい。
悲愴感が漂い、それでいて豪快な、独特のギザギザした音。
無駄な音は一切ないという印象であった。
マイナーの"Hush-a-Bye"に合うなあ、と思う。
他にこのテナーを表す言葉が見つからない。とにかく一度は聴くべき演奏だ。
小田切さんは1948年生まれ。
水橋孝グループなどを経て、このアルバムで一躍注目を集めたそうである。
しかし、結核に罹ってしまい1980年に31歳の若さで亡くなってしまった。
存命であれば、64歳になっていたはずである。
あの音はどうなっていたのだろうかと思わずにはいられない。
一度でいいからライブで生音を聴いてみたかった。
一度でいいからライブで生音を聴いてみたかった。
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