2011年一発目はお祭りテナーで行きたいと思う。
ホンカーといえばこの人は外せない。
アーネット・コブより少し前にホンカー族として名を馳せていたので元祖とも思えるが、ジャケーは「ホンキングはレスター・ヤングに習ったよ。」と言っていたらしく(本当かいな)、ホンカーの源流は未だに判然としない。
“Jumpin’ at Apollo”
1945年から47年までの録音が合計23曲も入っているお得音源。
フロント3ないし4管でドカドカとスウィングする。ひとことで言えば、これは
バカバンドである。
※「バカ」というのは敬意をこめた表現であるとご理解いただきたい。
これぞジャンプ・ブルースと呼ぶべき、底抜けの明るさ、ムサさ、そして漫画のような曲のエンディング。
ジャケーのテナーは
・グロウル奏法が基本
・ソロで困ったらとりあえずフラジオ
というホンカー要素満載。家で一人で聴いていても「いけぇ!」と思わず叫んでしまう。
メンバーもやたらと豪華だ(今から思えばだが)。
ベースはミンガス、バリトンはレオ・パーカー、ワイノニー・ハリスのシャウトにギターはフレディー・グリーン!
こういうのをお宝音源と呼ぶのだろう。
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