って、なんじゃらほい。
直訳すると、
「国際的バリトンサックスの陰謀」。
なんじゃそら笑。
チャールズ・パパソフというオッサン名義のバリトンサックスアンサンブルである。
ニヤリ
このパパソフなる人は何者かというと、サックス奏者、役者、作曲家など複数の顔を持つマルチアーティスト。
スパルタとペルシアの殺し合い映画『300(スリーハンドレッド)』にも出ているらしい(!)。何の役かはわからんが…。
←
超B級超大作映画『300』。
ペルシア兵を斬ってえぐって大騒ぎ。
結構おもしろかったよ。
で、肝心のCDだが、バンドの編成は
バリトンサックス6本のみ(!)
という異色の録音である。
無理矢理ジャンル分けすればフリージャズになるのだろうが、完全なフリーフォームではなく、むしろ現代音楽に近い。
全員がフリーインプロで吹いたかと思ったら、クラシックのような美しい和音のテーマが突然提示されたりと、飽きさせない。
8曲目にはミンガスの直立猿人なんかも入っている。
彼女(もしくは彼氏)と部屋でくつろぎながら聴くには
まったくオススメしない
が、「バリトンサックスってこんなこともできるのか!」と思わせる、実に面白いCDである。
どう?欲しくなったでしょう!!?
※ちなみにメンバーには俺の大好きなハミエット・ブルーイット先生が。
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それでは!次回をお楽しみに。
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