2010年12月14日火曜日

SAXEMBLE(ジェームス・カーター)

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で、当ブログで最近人気なのは
ジェームス・カーター(James Carter)らしい笑。

近頃はおとなしくなってつまらんとの批評も聞くが、時期やアルバムによって差はあるものの、やはりカーターはめちゃくちゃで面白い。
というわけで、今回はカーター絡みのアルバム”Saxemble”をご紹介。


※実はこれ、フランク・ロウがリーダーのグループらしい。が、ロウについては書くことがないので素通りすることにする。ロウさん、すみません。
「サックスアンサンブル」を短くしてみました、みたいな安易なアルバムタイトルはどうにかならんのかと思うが、まあいいとしよう。
俺はメンバーと曲目を見て即買いした。

■Musicians
James Carter (As,Ts,Bs)
Frank Lowe (Ts)
Michael Marcus (Manzello,Bass sax)
Cassius Richmond (As)
Cindy Blackman (Ds)
with
Alex Harding (Bs)
Bobby Lavell (Ts)
サックス6本(!)+ドラムという、なんとも凄まじい編成だ。
美貌のドラマー、シンディ・ブラックマンじゃないか。点数高いぞ、と。
サックス陣はジェームス・カーターにフランク・ロウ、ミシェル・マーカス(!)にアレックス・ハーディング。面子から察するにアヴァンギャルドっぽい。他は知らんが・・・。
で曲目は
1,Hard Times
2,Freedom Jazz Dance / Rhythm a ning
3,War Of The Worlds
4,Monk’s Mood
5,In Walked J.C.
6,Honkin’ Fats
7,Lowe Down & Blues
8,Tribute
9,Ghosts
ふむ?“Hard Times”?ブルースじゃねーか。別の意味で期待膨らむ。
実際に聴いてみると、1曲目からカーターがアルト吹きまくり。モロなブルースである。
6曲目もこれまたブルース。
と思って最後まで行くと、アルバート・アイラーの"Ghosts”。
来ました。ここでアヴァンギャルド炸裂である笑。有名なあのテーマを吹いた後は
とにかくうるさい。
パワーのあるサックス6本が好き放題に吹くんだからそりゃうるさい。
が、カオスからスッとテーマに戻ってくると、完全にゴスペルになっている(!)
この展開にはやられた・・・。
結論から言うと。これはほぼブルースのアルバムだったというわけだ。
聴きやすい、わかりやすい一枚だと思うが・・・。

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アルバート・アイラー/"Prophecy"

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

たぶん僕がカウント増やしてますwwwだって最高なんだもん。

hajime さんのコメント...

コメントありがとうございます!
カーターさん最近はおとなしくなってしまったようですが…。昔のようにオラオラとやって欲しいものです。