2012年4月23日月曜日

ペッパー・アダムス&ジミー・ネッパー/"Pepper-Knepper"

名前が似ていることをネタにした企画かと思いきや、この二人仲がよかったのか他にも双頭バンドのアルバムがある。


低音楽器ばっかでとりあえず地味だが、なんともいえない味のある演奏。
アダムスはタンギングの切れよくゴリゴリと吹くが、ほのぼのした雰囲気の曲目、相方がトロンボーンであることの影響もあってか、全体的にゴリゴリ系ではない。

ジミー・ネッパーというトロンボニストについてはよく知らない。
ものの本を紐解くと、ミンガスバンドのアレンジャーだったときに、ミンガスに殴られて歯を折られたこともあったらしい。なんとも気の毒な話だ。
そんなエピソードを聞くと演奏者としてのレベルはいかがなものかと先入観を持ってしまうが、本作を聞くと派手ではないものの「いぶし銀」な好プレイヤーであったことがわかる。
音色はビッグバンドでいえばリード向きではないのだろうが、曲によって音色も吹き分けているし、小粋なバップフレーズに好感が持てる。
"I Didn't Know About you"のソロなんかトロンボーンらしさが出ていてとてもよい。
そのあと急にウィントン・ケリーのオルガンが唐突に出現して笑えるんだこれが。

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