2012年3月11日日曜日

スリー・バリトンサクソフォン・バンド/ "Plays Mulligan"

ニック・ブリグノラ、ロニー・キューバー、ゲイリー・スマリアン
という現代最高峰のバリトン奏者3人が一同に会し、マリガンに捧げて吹きまくるという、なんともしびれる一枚。バリトン好きにはたまらない。




パーソネルを見ると、ふむふむピアノレスか。ここらへんはマリガンへのオマージュか?
ジャケットもナイトライツっぽいし…。
しかしながら、3人とも音はブリブリ。
誰もマリガンの真似なんかしていない笑。ウェスト・コースともへったくれもない。

各プレイヤーのソロ・アルバムを聴いて「この人音はやっぱこうだよナ~」などと知った口を利いたりしたが、こうして3本並べられると
正直まったくわからない。すいませんでした。


かろうじてLow Aなしバリトン独特の抜けのいい音が多少聴き取れるだけだ。

ともあれ、そんな瑣末なことを気にせずにとにかく名手3人のバリトンサウンドを浴びて酔いしれよう。

`Bernie's Tune"なんかすごい。火を噴くようなバリトンソロが3連発。しかしよくまあコレだけバップフレーズが次から次へと湧き出してくるものだ。放っておいたらずっと吹き続けているんじゃなかろうか。
マリガンの名曲"Five Brothers"では各ソロも見事ながら、ラストのトゥッティがまたいい。同じ音域の楽器3本なのにフルバンドのようなキレ、そしてトゥッティ感。アレンジの点でも一聴の価値ありだ。
しかしCDのくせにやたらと値が張るのは何なのだ。MP3のDLでもいいからこれは聴くべき一枚と思う。

ついでに、バリトンサックスのアンサンブルがお好きならこんなのもあります↓。
ブルーイット・バリトンネイション/”Libation For The Baritone Saxophone Nation”
International Baritone saxophone Conspiracy

2枚とも前衛だが、これはこれで間違いなくぶっ飛びます。

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