2012年7月1日日曜日

ライヴ・フロム・サウンドスケイプ/"Hell's Kitchen"


学生時代、アングラ感のにじみ出たジャケに惹かれて何も知らずに買ったのだが、これが大当たり。
ニューヨークのライブハウス「サウンドスケイプ」でのライブをオムニバスにしたものだが、尖ったロフトジャズが詰まっていて、とにかく大満足であった。
DIWにはこういうのを出して欲しい!デヴィッド・マレイの駄作やグロスマンの変なスタンダード集なんか出している場合じゃないのだ。

まずオディーン・ポープ・トリオにやられる。
重機関銃のようなリズムセクションにポープの強靭なテナーが乗っかる。でもって抜群にかっこいいテーマのモードが展開。ヘヴィロックのライブを聴いているようだ。
次にブロッツマン・トリオが出てきて、デビュー以来ずーっと同じスタイルのブギョブギョを撒き散らす。このオッサン本当に変わらないw。

そして、エド・ブラックウェルとチャールズ・ブラッキーンのデュオ。これには驚いた。
ドラムとテナーの二人でロフトジャズと来ればどんだけメチャクチャな演奏なのかと期待したが、よい意味で裏切られた。曲が綺麗なのだ。
コード楽器やベースがいないのに、曲の流れが見える。フリージャズにありがちな中だるみがない。しかもテナーの音色、唄い方がすごくいい。

このあとにドン・チェリーが洞窟の中で演奏した録音というのが入っているんだが、ラッパは吹いておらず、フルートをやっている。バックには地下水の滴る音がやたら入っている。
うーん、これはどうなんでしょうか・・・。空間系というかなんというか、うーん・・・。

以上

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